留学ビザとは?

「留学ビザ」は、日本国内の教育機関で勉強するために必要な在留資格の通称です。

厳密には、ビザ(査証)は在外公館(大使館や領事館)で発給されるもので、日本への入国を許可するための推薦状のようなもの。一方、在留資格は、日本に上陸後、法務大臣から与えられる日本に滞在して特定の活動を行うことができる資格を指します。一般的に、この在留資格を取得することを「ビザを取る」と呼ぶことが多いですが、当ページでも皆様に馴染みのある「留学ビザ」という言葉を総称として使用し、解説を進めていきます。

日本の教育機関で学ぶことを目的とする方のために用意されており、語学学校や大学、専門学校など、どの種類の学校で学ぶかによって、在留期間や申請条件が異なります。ご自身の目的に合ったビザを取得することが、日本での留学生活を成功させるための第一歩となります。

留学ビザの主な種類

1. 留学

対象者
日本の大学、大学院、短期大学、高等専門学校、専修学校、準備教育機関、日本語教育機関で教育を受ける方。
特徴
最も一般的な留学ビザです。18歳以上で、日本語能力試験N5相当以上の日本語能力があること、また、十分な経済力が求められます。学業に専念することを目的としており、原則として週28時間以内のアルバイトが認められています。

2. 文化活動

対象者
学術上または芸術上の活動、日本の文化や専門技術を学ぶ活動など、収入を伴わない活動を行う方。
特徴
生け花、茶道、武道、日本の専門技術(陶芸など)を学ぶ場合などに適用されることがあります。原則として報酬を受ける活動はできません。

3. 短期滞在

対象者
90日以内の滞在で、観光、親族訪問、短期の語学研修などの活動を行う方。
特徴
入国時に与えられるビザで、事前の申請が不要な国もあります。3ヶ月以内の短期の語学研修や文化体験が目的の場合に利用されます。原則として、働くことはできません。

【お問い合わせ】

電話:8:00~19:00

メール:24時間受付中

LINE:24時間受付中